子供のころ、熟したホオズキを食べて泣いた(笑)。誰もが経験しているのではないでしょうか。いかにも、おいしそうだもの、食べてみたくなるというものです。
そんなホオズキ・ファンに朗報。
なんと、これは食用ホオズキ。名づけて「ほおずきんちゃん」。見た目はホオズキそのもの。食べてみると、パイナップルに似た、甘酸っぱい果実なんですね。独特の香りが後をひきます。これに似た果物をシンガポールだかインドネシアで食べたことがあるような気がしますが、ウ〜ン、忘却の彼方です。
生食用のパック入り「ほおずきんちゃん」の他にジャム(写真手前)もあります。いずれも少量生産で、岩泉の竜泉洞観光会館(0194-22-3163)で販売しています。
これを岩泉の特産品にしようと頑張っている早野由紀子さんは、元舞台女優です(今もかな?)。毎秋、盛岡で開催されている「みちのく国際ミステリー映画祭」のゼネラルプロデューサーをぼくがつとめていたころ、ミステリ劇(映画化された舞台作品を上演するという企画)に何度か出ていただいています。ことに早野さん主演の「暗くなるまで待って」は今も鮮明に記憶に残っています。
こういう方たちが地元の「元気の素」になっていることが、ぼくはとても嬉しい。
※この情報は、ご本人の了解のもと、「流れる雲を友に」(http://rainyman.cocolog-nifty.com/kumo/)から転載させていただきました。
ラベル:ホオズキ